ゆめのかけはしⅣ

さいたま市大宮区三橋1-1531

女性専用棟です。

JR大宮駅から、徒歩なら20分弱、バス便が多いのでバスの利用も便利です。

但し、大宮駅へ向かう道路の渋滞は、予想以上です。歩きましょう!

利用者様たちは、ほぼ徒歩で大宮駅に行きます。道のりは明るいので安全です。

5棟ある「ゆめのかけはし」のホームの中で、かなり年季の入った三橋のホームです。木造2階建て、狭いキッチン(台所と言った方がいいかも)、急な階段(落ちた人数名)、「ごはんできましたー!」と1階で呼ぶと、「はいはーい」と2階から返事が聞こえ、古くて冬にすごく寒いお風呂場、etc....、そうです、三橋のホームは昭和の古き良き時代の、密着家族が住む様な「家」です。

朝5時ごろ駐車場から、ミャーミャーとご飯を催促する地域ねこに呼ばれ、職員の一日は始まります。早朝ランニングに出る利用者様を送り、朝食作り、掃除洗濯、出発のお手伝い。忙しいですが、この頃は利用者様が食器洗いと片付け、掃除やゴミ出しなどとても協力的で、助かっています。

夕食の後に、「アイス買ってきまーす」と近くのスーパーへ行く方もいます。

職員が「食べ過ぎですー!」と言っても(笑って誤魔化されてしまう)、便利な場所なので誘惑には勝てないのでしょう。


【2023、1月某日】20歳になった利用者様、いろんな経緯がありましたが、無事に成人式の写真を撮ることが出来ました。ご家族は感激の涙、涙、涙でした。ホームでも一大イベントを終えて、一安心です。


【2023、4月某日】三橋のホームに新しい入居者を迎え、利用者様4名となりました。三橋の食卓がにぎやかです。ホームのルールに慣れるまで大変だと思います。慌てずゆっくり、一歩ずつ。

【2025、3月】大雪の日、女性棟の皆さんは心配していないかと訪ねると

「今日のおかず…」「おふろ入りまーす」「ねーねーねー、あのさー」と、全くいつもと変わらない様子で、「何で来たの?」と逆に聞かれてしまいました。いつもと変わらないという事が、ホームにとっては本当に大事なことだと思います。

でも前回の大雪の時は、転んだ子も居たよね、傘壊れた人もいたし、頭からびしょ濡れで帰ってきた子も。心配は尽きません。

【4月】ホームに住んでいる人は料理が出来るのか問題

よく、グループホームに住んでいる人は料理ってやらないし出来ない人でしょ、という認識の人がいます。これは大きな間違いです。特に三橋の方たちはレベルが高く、普通に包丁もガスも(見守りのなかですが)使いこなして、盛り付けて料理を提供する腕前です。時々写真を載せるので、お楽しみに。